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ユニクロ世界最大店舗、上海にオープン!勢い止まらぬ巨大市場へ出店攻勢

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売場面積は世界最大8,000平米
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大手衣料品のユニクロは9月30日、中国経済の中心都市、上海の中心部に世界最大の店舗をオープンしました。地上5階、地下1階の売場面積は約8,000平米。これまで世界最大だった東京・銀座店の約5,000平米を大きく上回ります。
ユニクロは、海外展開で最も多く出店しているのは中国本土で、その数は今年8月末現在225店舗。今後も年間に80から100店舗ペースで出店する計画です。巨大な消費市場へは欧米系のライバルも続々出店し競争は激化しています。

日本への接客、信頼、安心感に2,000人の列
9月30日のオープン当日には約2,000人が列をつくり、ユニクロの店員の態度や信頼、安心して買い物ができるとの声も聞かれます。上海には28日に高島屋も開業しており中国の巨大市場を当て込む日本企業の進出は依然、続いています。日中関係がぎくしゃくするなか、民間の消費者にはMade in JAPANへの信頼は揺るぎないものとなっています。
店内には約1,000体のマネキンを用意し、商品を見やすいよう展示。買い物客へコーディネートなど提案する手法は、まさに日本らしさの「おもてなし」と言えそうです。

国内店舗は5ケ月連続前年超え
ユニクロを運営するファーストリテイリングは10月2日、9月の国内売上高が前年同月比4.4%増で5ケ月連続し前年を上回っていることを発表。朝晩の気温の差が大きくなり、シルクやカシミヤなど秋冬物が好調だったとしています。
直営店の835店舗と直販を合わせた売上高は同7.5%増。来店客数も同8.1増と8ケ月連続してプラスとなる一方、客単価は3.4%減と10ケ月連続してマイナスが続きます。庶民にとってデフレ脱却は未だ遠いものとなっています。

ユニクロと契約直後、マスターズで優勝の強運
ユニクロの海外進出は、平成13年の英ロンドンの出店にはじまりその後、中国、米国、香港、韓国、フランスなど世界市場へ進出。平成18年にはグローバル旗艦店としてニューヨークに出店し日本ブランドとして名を確立させました。
今年4月には、男子ゴルフのメジャートーナメント、マスターズで今年からユニクロと契約したアダム・スコットがいきなり優勝。胸に付けられた「uniqlo」のエンブレムを世界中に示すなど日本ブランドの勢いを感じさせます。

[2013.10.9]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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