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日本の先端技術が観光名所に!外国人観光客「新幹線の速さ」に大興奮!JR東日本・東海「新幹線」観光化

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1月訪日外客数復調:前年比4.1%減まで減少幅縮小
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東日本大震災から早くも1年が経とうとしています。原発事故による放射能汚染の影響や円高など観光立国を目指す日本は大きなダメージを負いました。震災直後には、訪日外客数は激減となりましたが月を追うごとに減少幅は縮小。今年1月には訪日外客数は685,000人と前年同月比では4.1%減となるものの減少率一桁に縮小しました。

アジアからの観光客過去最高
外国人観光客誘致支援「ビジット・ジャパン」事業の重点15市場の中では、中国、台湾、香港、タイ、マレーシアからの訪日観光客数は1月単月としては過去最高を記録。アジアからの訪日観光客数の増加が目立ちます。放射能汚染などに対する懸念が薄れ始め、安全・安心、信用ある日本を取り戻しつつあります。

JR東日本:外国人観光客向けパス「JR EAST PASS」、世界遺産限定パス
JR東日本とJR東海は、外国人観光客に人気のある新幹線を売り物にした商品を拡充し、国内旅行回復に弾みをつけます。JR東日本の「JR EAST PASS」は管内の新幹線や特急列車が乗り放題のフリーパスを販売しています。今年度の販売数は2万枚の見通しで、前の年の半分以下ですが、徐々に復調の兆しが見えてきました。他には世界遺産の岩手・平泉や盛岡市内の循環バスも利用できる限定パスをを発表。円高による交通費の割高感を解消するため価格は1万円としています。

JR東海:「フレックスジャパン」や、JALとの連携パス、宿泊施設と連携
一方、JR東海も昨年、旅行大手のJTBと共同で、外国人観光客向けの「フレックスジャパン」や、日本航空と連携したパスを販売。震災の後、昨年4月は9割減と苦戦したものの12月には4割減まで回復してきています。これからの観光客増加を見込んで、地域の観光協会や宿泊施設と連携し、外国人観光客向けに魅力ある企画を開発すると意気込みます。

不思議な観光スポット「姫路駅」、「You Tube」の影響!
日本人にとって新幹線は、陸路の交通手段の一つに過ぎませんが、外国人観光客にとっては時速300kmで走る新幹線は魅力あるアトラクションとも言えそうです。日本を訪れる外国人観光客の人気スポットとなっているのが新幹線の姫路駅。動画投稿サイト「You Tube」に姫路駅を通過する新幹線の迫力ある映像が話題となり、大阪を訪れた外国人観光客が姫路駅に足を伸ばすと言います。

時刻通り、分単位のダイヤに歓声/通過に歓声を上げる外国人を見に来る日本人観光客?
さらに、姫路駅ホームに外国人観光客が集まる現象に、関西テレビ局がその様子を取材し放映したところ、外国人ならずとも日本人観光客までその効果は波及しました。時刻通り数分単位で猛スピードで通過する新幹線にホームの観光客は大興奮。日本人では当たり前の光景も外国人にとっては、わざわざ足を伸ばして見に行く価値のある魅力的な観光名所のようです。


15年後には時速500kmのリニア新幹線開業
昭和39年に「夢の超特急」として誕生した新幹線は東京・大阪間を3時間強で結び、半世紀近く経ち西は中国、九州、北は東北へと日本列島を繋いできました。平成27年には北海道・函館まで伸び、日本列島は北から南まで新幹線で結ばれ、単なる移動手段が新たな名所を誕生させる可能性も出てきました。
新幹線の技術は。外国人観光客にとっては目の前で通り過ぎる早さや、快適な乗り心地、分単位の正確さが何よりの魅力です。15年後には時速500kmで走るリニア中央新幹線が東京・名古屋間が開業し、その18年後には大阪まで伸び、東京・大阪間を約1時間で結びます。新しい日本の先端技術が多くの外国人観光客引き寄せる気配がします。

[2012.2.28]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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