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東京スカイツリー:入場制限で「見るだけツアー」/年間42億円増益狙う東武グループ:外国人観光客取り込みに注力

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「ソラマチ」商品ラインナップ公開!オリジナル商品は50種類以上
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東武百貨店は1月27日、東京スカイツリータウン内の商業施設にオープンする「東武百貨店東京ソラマチ店」の商品構成を発表しました。売場は、食品、宝飾・特選、ファッション雑貨、化粧品、ステーショナリー雑貨の5つのゾーンで構成し、初年度年間売上目標は12億5000万円と掲げています。
ターゲットとなるのは、関東近郊、地方からの40歳以上の女性観光客や主にアジアからの海外旅行客。現在、東京ソラマチ店オリジナル商品の企画開発を進めており、開店時には約50種類以上のオリジナル商品が並ぶ予定とのことです。

「スカイツリーを満喫」初日限定ツアー発売開始
東京スカイツリーの開業が待たれるなか、ANAセールスは、「東京スカイツリー初日限定ツアー」の販売を1月26日から開始しました。
国内各地から羽田空港までの全日空便とスカイツリーのグランドオープン初日の入場引換券のパックで、オープン初日の5月22日にスカイツリー第1展望台に入場ができるほか、夕食は東武ホテルレバント東京24階の「スカイツリービューレストラン&バー簾」でスカイツリーの夜景を見ながら味わえるとのこと。宿泊は同じく東武ホテルレバント東京。スカイツリー側の客室が用意されるので、部屋の窓からも展望が楽しめるようです。

「見るだけ」でもツアー敢行?周辺ホテルは夏まで満室
開業から約1ヶ月半は展望台への入場を完全予約制としている東京スカイツリー。昨年11月から「1日4000人」として団体予約の受付を開始しましたが、スカイツリー見学ツアーを企画する旅行会社各社が殺到し、既に完売しています。
今回のANAセールスのツアーは「会員20名限定」として売り出されていますが、「展望台には上らず、ホテルの窓からスカイツリーの景観を楽しむ」というプランで売り込みを図っている企業もあります。このため周辺のホテルでは、窓からスカイツリーが臨める部屋は、夏の観光シーズンまでほぼ満室とのこと。
3月22日にはスカイツリー展望台の個人向けの予約も開始されますが、こちらもすぐに売切れてしまうことでしょう。

年間42億増益見込む東武グループ/外国人観光客取り込み
東京スカイツリーの建設主体である東武グループは、韓国やタイ、マレーシアなどアジア圏を中心に海外からの観光客誘致にも力を入れており、来年度はグループ全体で42億円の営業増益効果を見込んでいます。
東日本大震災から10ヶ月が経過し、外国人観光客の訪日も徐々に回復しつつありますが、歴史的な円高が後追いする形で外国人旅行者を遠ざけているのは否めません。本格回復には時間がかかりそうな気配はありますが、積極的な売り込みを積極的に期待が高まります。

地域活性には地元との一体感が不可欠
墨田区の試算によると、東京スカイツリー開業による経済効果は880億円と見込まれています。自治体や商店街などによる歓迎イベントも目白押しですが、地元の事業者のなかには温度差を感じている人も少なくないようです。スカイツリーのほど近くで商店を営む知人に「おたくも外国人相手の商売になるかもね」と話を振ると、「英語が話せないし、下町商売の体質を変えるつもりもない。来られても困る」とも。
スカイツリーの開業は日本経済を左右する一大プロジェクトであるのは間違いありませんが、地域と一体感のある運営が成されることを望みます。

[2012.2.3]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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