ネット生命保険が常識を覆す/日本初!国際的評価のネクスティア生命、設立3年半で10万件のライフネット生命
生命保険は「はずれの無い宝くじ」コメントにショック/NHK
普段テレビドラマはほとんど見ないのですが、たまたまチャンネルを合わせて興味を持ったのがNHKで9~10月に放映されていた『ラストマネー―愛の値段―』です。生命保険会社の査定人を主人公にしたドラマでした。そこで描かれたのは思わぬ大金が入ることで自分を見失ってしまう人や、残された家族たちへいろんな思いを保険というものに託しながら亡くなっていく人など。そこに残された家族の思いなどが交錯していくストーリーです。
特に印象的だったのは、保険金目的で殺人を犯す女性が語る「保険って、はずれのない宝くじみたいなもん」という言葉。思わず自分の加入している保険の内容を見直したくなりましたが、同じ気持ちを味わった方は多かったことでしょう。
パソコン上で見積り、契約から解約まで!新進気鋭の「ネット生保」
TVでは毎日多くの保険会社のCMが繰り返されていますが、近頃特に存在感を増しているのが「ネット生保」です。
いわゆる「保険のおばさん」のような対面説得型セールスパーソンを置かず、インターネットを主な販売チャネルとしているのが特徴で、見積りや契約、解約まで全てネット上で行えるというサービスシステムは世界的にも珍しいもの。日本では平成20年に誕生し、ネクスティア生命保険株式会社(東京都千代田区麹町3-3-4/代表取締役社長:今井隆氏)とライフネット生命保険株式会社(東京都千代田区麹町2-14-2/代表取締役社長:出口治明氏)の2社があります。
「ベストプラクティス」と国際的評価:ネクスティア生命
ネクスティア生命は、IT化による業務フローと、これによるスタッフの人数を増やさずに5倍の件数を処理しているという点が評価され、今年1月、セレント(オリバーワイマングループカンパニー)が主催する「Celent Model Insurer Asia Award 2011」において、「Celent Model Insurer Asia 2011」を受賞しました。このアワードは保険業界に少なからず影響力があるとして国際的に認知されています。日本の生命保険会社では今回が初めての受賞となりました。
設立から3年半で契約件数10万件!大躍進のライフネット生命
もう一方のライフネット生命は、12月6日、保有契約件数が10万件を突破したと発表しました。
平成20年5月の開業からおよそ3年半での達成もさることながら、その数の伸び方にも特徴が。1万件突破までに1年3ヶ月を要したものの、その後は徐々に保有契約の増加スピードが加速し、昨年12月に5万件を突破。さらにこの1年弱で件数が倍増したとのことですから、まさに大躍進といえます。
オリコンの顧客満足度ランキング医療保険部門では「保険料の満足度」2年連続第1位を獲得、さらに「2011年度グッドデザイン賞」を受賞するなど、さまざまな場面で高く評価されています。
保険は「わかりづらい・高い」を払しょく!ネット生命の登場は「気軽に・安く」安心を買う
ネット生保の特徴として、セールスパーソンによる直接的な説明が無い分、ユーザーにとってより分かりやすい商品の開発に注力している点が挙げられます。各種ある生命保険に対して「複雑で高い」といったイメージを抱いていた消費者にとって、ネット生保の新規参入によって、契約者が生命保険が気軽に・安く・比較しやすくなったと感じています。
以前、ライフネット生命の出口社長の講演を拝聴する機会がありましたが、印象的だったのは「所得の低い、若い人にこそ保険が必要」「子育て世代の保険料を半分にして、安心して子どもを産み育てる社会を創りたい」といった理念に感銘を受けました。これはセントラル総合研究所の「中小企業の敗者復活が可能な社会を創る」という信念に通じるものと実感しています。
その他、生命保険のみならず、建物に掛ける火災保険や法人保有の自動車保険など、見直しをすることで、かなりの経費削減が可能なたくさんの種類の保険があるのです。ポイントは保険が毎年、更新されているからです。そうした契約内容見直しによる経費削減が企業体力強化につながります。セントラル総合研究所でも相談に応じていますので、お気軽にお声掛けください。
[2011.12.22]
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