ユニクロの革命:グローバル旗艦店を銀座にオープン!世界最大級/新卒採用に一石!「大学1年生採用」
世界最大:新銀座店来年3月オープン!グローバル旗艦店の「ユニクロ銀座店」
積極的な海外進出を続けているユニクロは、ニューヨークやパリ、ロンドン、上海など7都市に8店舗の「グローバル旗艦店」を展開しています。12月7日には、世界で9番目となるグローバル旗艦店「ユニクロ銀座店」を出展すると発表しました。リリースには「東京 銀座から世界へ、最新・最旬・最高のユニクロを発信」との文言。1~12階全フロアがユニクロ、売場面積は約1,500坪と、世界最大級の店舗です。
オープン予定は来年3月16日。消費意欲向上を感じ取った店舗展開は、大きなショックを与えた東日本大震災の発生から1年、立ち直りを象徴する大型開店になることでしょう。
長引く不況のなか、学生の就職競争も激しさを増しています。12月1日には平成25年春卒業予定の学生を対象とした採用活動が解禁となりましたが、これまでに無い短期決戦とあり、学生側にも企業側にも焦りが見られます。
ところが、カジュアルブランド「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、その流れに逆行するような、斬新な採用方式を検討しているとのこと。新聞のインタビューによると、従来の「新卒一括」という採用ではなく、「選考する学年を問わない」とする新方式の導入を検討しているというのです。例えば、大学に入学したばかりの1年生であっても、採用される機会があるというのです。
就職の不安をなくしてから勉学に打ち込め!:ユニクロ方式
企業の採用活動について、経団連は「学生を学業に専念させる」という目的の元、今年の活動開始時期を遅らせました。とはいえ、学生の実態を見ると、ほんの数ヶ月就職活動の開始時期が遅くなったところで、本当に学業に専念できているかどうか疑問です。このところの報道を見る限りでは、就活期間が短かいことにより、学生には焦りばかりが募っている様子です。これでは学業に専念どころか機会を失ってしまう結果しか残りません。ならば先に就職の不安をなくしてから勉学に打ち込め、というのがユニクロ方式ということでしょう。
企業の採用活動について、経団連は「学生を学業に専念させる」という目的の元、今年の活動開始時期を遅らせました。とはいえ、学生の実態を見ると、ほんの数ヶ月就職活動の開始時期が遅くなったところで、本当に学業に専念できているかどうか疑問です。このところの報道を見る限りでは、就活期間が短かいことにより、学生には焦りばかりが募っている様子です。これでは学業に専念どころか機会を失ってしまう結果しか残りません。ならば先に就職の不安をなくしてから勉学に打ち込め、というのがユニクロ方式ということでしょう。
「内定→バイト」で人材育成コスト削減/障害者、外国人に次ぐ雇用の新革命
企業側にしてみれば、内定した学生が卒業するまではアルバイトとして雇用することで、正式採用までに基本的な業務のトレーニングを行うことができるだけではありません。自社の方針に合った人材育成が可能になるほか、新卒研修などにかかるコストを大幅に削減できるというメリットも考えられます。
ユニクロといえば、従業員5,000人以上の大企業における障害者雇用率が3年連続第1位(厚生労働省調査)。海外展開を視野に、平成24年は新卒の約8割にあたる1,050人の外国人を採用するなど、常識を変えるような大胆な雇用戦略を繰り出してきた企業。今回の動きも、国内企業全体の採用活動に大きな影響を与える可能性もあり、要注目です。
[2011.12.12]
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