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アジア進出回転寿し:韓国へ「あきんどスシロー」、上海へ「がってん寿司」:日本流・日本産・手ごろな価格、現地に定着

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スシロー:アジア中間層狙い韓国進出
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日本の大手回転寿し各社が成長著しいアジア諸国へ進出が加速しています。寿しはアジアでも高級品とされていますが、手頃な価格で見た目にも楽しめる回転寿しは、中国や韓国など中間所得層に大人気。国内で成功を収めた大手回転寿しチェーン各社では、アジア中間所得層ニーズに市場拡大を目指します。
回転寿し発祥の大阪、「あきんどスシロー」は12月5日、海外初出店となる韓国・ソウル市内に1号店をオープンさせました。韓国では日本同様、刺身を食べる文化がありヘルシー志向でここ数年、肉から鮮魚へ移行しつつあります。同日夕方オープンした店舗には、ソウル市民で埋め尽くされ、本場日本の味が振る舞われました。

韓国メディア:スシロー進出に、回転寿し市場のビッグバン予告
「あきんどスシロー」は、日本国内では家族層を狙い郊外店を多く出店していますが韓国では若者が集まるソウル中心街にオープン。同社では、平成30年までに韓国で80店舗を展開予定で、中国進出も検討中としています。
韓国メディアは「あきんどスシロー」を、日本国内で320店舗展開し、年間売上1兆4,000億ウォン(約1,000億円)、年間来店者数1億1,000万人の日本のトップの回転寿しチェーンと紹介。同社の韓国進出は、「回転寿し市場のビッグバンを予告している」と報じました。

「日本産食材」VS「価格」、韓国民はどちらに軍配を上げるか?
「あきんどスシロー」のメニューは、セルフサービス以外は1皿1,700ウォン(約120円)で、韓国国内のライバル店と差別化を図るため日本産の食材が使われています。JETRO(日本貿易振興機構)ソウル事務所では、10月31日現在、震災による輸入の影響について、日本の食品輸入は業務用を中心に回復中としています。
一方、平成21年からソウルやプサンに5店舗を展開している「かっぱ寿司」では、平成31年までに100店舗を展開する計画です。1皿1,500ウォン(約100円)と、韓国の相場の半額の料金に「寿し初心者」の取込みを狙います。

上海進出・がってん寿司:日本人が握る、日本と同じ寿司
海外で日本流を貫くのは平成20年、中国・上海にオープンした「がってん寿司」。上海では中国や香港などの回転寿しチェーンが数多く展開していますが、同社では「日本人が握る、日本と同じ水準の寿し」を提供し、価格も一律でなくネタごとに設定されています。店内に響く日本人従業員の威勢のいい声や活気ある雰囲気は本場、日本の回転寿し店そのものです。同社は、中国進出当初、客層は現地日系企業で働く日本人従業員が多かったものの、ネットなどで「手の届く贅沢」と評判となり、今では客の7割が中国人の中間所得層となりました。
日本が高度経済成長以降、外食産業が発展した時代が今の中国や韓国です。特に上海などは高額所得者人口も増していて、市場が拡大していて、マーケット成長これからも続くでしょう。

[2011.12.9]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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