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丸の内:マンハッタン計画、日本橋:敷地面積ドーム2面分!東京駅周辺で再開発ラッシュ!

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丸の内:高層ビル群の中にオアシス、樹木200本移植
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東京駅周辺を歩くと必ずといっていいほど工事中のビルや建設予定地の囲い、鉄鋼を引上げる大型クレーン車などを見かけます。東京駅から皇居寄りの丸の内では、現在9地区でビルの建設、解体が行われ、常にどこかのビルが工事をしている印象があります。
東京建物と大成建設が共同で進める「大手町の森」では、24階建ての大手町ファイナンシャルセンターの解体が進んでおり、解体後は千葉県君津市で育てた200本の木を移植し都会のオアシスがつくられます。隣接する38階建ての新しいビルには商業施設が設けられ海外のホテルを誘致する計画です。

来春、東京駅赤レンガ復元工事完了で新しい東京の顔
東京駅に隣接する東京郵便局が入るJPタワーは、来年春に完成予定で、目の前の東京駅赤レンガの復元工事とほぼ同じ時期に姿を現します。東京の玄関口としてまた新しい顔が生まれそうです。
丸の内地区最大の地権者である三菱地所が昭和63年、「丸の内再開発計画」を発表してから23年、丸の内マンハッタン計画とも呼ばれた再開発計画が現実味を帯びてきました。同地区は、道路や上下水などの整備が都心でも進んでおり、ニューヨークなど主要都市に比べても街並が美しく、統制がとれています。東京の玄関口がきれいになれば日本の印象もさらに良くなることでしょう。

名所存続!高層ビルに囲まれる重要文化財
一方、丸の内とは反対側の八重洲口周辺でも再開発は進められています。東京建物は11月24日に八重洲の中規模ビルを開業。八重洲に近い京橋では、森トラストが月内に事業規模800億円の高層オフィスビル建設に着手します。さらに隣の日本橋では、三井不動産や高島屋、住友不動産などが超高層ビルを3棟建て、オフィスや商業施設が入る予定です。同地区の高島屋東京店は、国の重要文化財に指定されているため、同店を取り囲む形で立てる予定で敷地面積は東京ドーム2面分。日本橋地区では最大級の再開発となります。

まるでバブル期:東京駅周辺
東京駅周辺では、まるでバブル期のように再開発が進められ、大型クレーンや資材を運ぶ大型トラック、図面を確認する作業員など、活況を取り戻したように見えます。再開発事業によって街が美しく、きれいに生まれ変われば新たな東京の名所として人も集まります。
都心では六本木や品川、汐留などで高層ビルの集積が一段落し、これからは東京駅周辺の再開発で賑わいを見せています。これだけの大規模の開発事業に、被災地で懸念のあった建設資材不足など、もう解消したのでしょう。

[2011.11.25]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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