日本マクドナルドは人材の宝庫/外食産業界でマックOBたちの手腕が高評価
即戦力、優秀な人材ならマクドナルドOB!
即戦力となる優秀な人材の確保は、企業にとって常に直面する課題です。
外食産業界で、最近引く手あまたなのが、経営立て直し中の日本マクドナルド(日本マクドナルド(株):東京都新宿区 サラ L.カサノバ社長)のOBたちです。
店内作業のオペレーションや店づくり、出店戦略、マーケティングなど、かつての興隆を支えた手腕が高く評価されているようです。
ウェンディーズ、ファーストキッチントップもマックOBに
象徴的な転職が、マクドナルドの経営企画部門で出店や改装などを担当し、日本屈指のファストフードチェーンの拡大戦略を支えてきた、50歳代の紫関修氏。米系ハンバーガーチェーン、ウェンディーズ・ジャパン(ウェンディーズ・ジャパン(株):東京都港区 アーネスト・エム・比嘉CEO)と、その傘下のファーストキッチン(ファーストキッチン(株):東京都新宿区 紫関修社長)が今年9月、同氏を経営トップに迎えました。
フレッシュネスは売上高15%増
同氏はマックを退社後の平成24(2013)年、フレッシュネスバーガーを運営するフレッシュネス((株)フレッシュネス:東京都中央区髙橋洋二社長)の社長に転身し、売上高を年平均15%伸ばしています。
より刺激を求めるOB社長たち
マックOBに経営をゆだねた企業の中に、コメダ珈琲店((株)コメダ:愛知県名古屋市 臼井興胤社長)。バーガーキング((株)バーガー・キングジャパン:東京都渋谷区村尾泰幸社長)。すき家((株)すき家本部:東京都港区興津龍太郎社長)......。各社長とも、待遇に不満はなく、より刺激的な場を求める姿勢が共通しています。
マックのノウハウは宝の山
全国約3000店舗を誇り、「外食の巨人」と言われたマクドナルド。そのノウハウは、宝の山ということでしょう。
かつて、流通大手のダイエー((株)ダイエー:東京都江東区 近澤靖英社長)が人材供給先になった時代がありました。各社の人材交流が、閉塞感がある外食業界の活性化につながれば利用者のニーズにも応えられるでしょう。
[2016.09.14]
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 日本マクドナルドは人材の宝庫/外食産業界でマックOBたちの手腕が高評価
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.h-yagi.jp/mt5/mt-tb.cgi/2627
コメントする