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NASA:火星に現在も水が存在、初の証拠を発見/火星人発見はいつ?

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 凍りにくい塩水だからこそ発見された
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米航空宇宙局(NASA)が特別記者会見を開き、公式ウェブサイトでも同時公開すると知り、さては「火星に生命発見!」の大ニュースかと思いました。実際は、少し肩すかしでしたが、でも、素晴らしいニュースです。火星の表面に「塩水」が流れていることを示す証拠が確認されました。液体の水が存在する証拠が出たのは初めて。火星委の生命探しにワクワクします。

 米国は2008年から、火星の地表で物質を採取したり、地中で氷を掘り出したりと文字通り「探索」を続けています。NASAの研究チームは、暖かい季節を迎えた地域の地表の斜面に何本もの縦に長い筋があり、冬の時期に消えることに気づきました。火星を周回する探査機を使って、物質ごとに異なる光の波長の観測データを分析し、この筋には水が付着した塩分が存在することを確認したのです。数か所の地点で、同じ結果が出ました。チームは「塩水は水よりも凍りにくく、筋に残された。現在も液体の水が地表面にあることを示唆する」と結論づけました。

なぜ水の存在が重要なのか?
火星の水については、いまだに諸説があり、はっきりしません。火星ができた初期にはもっと大量に存在し、その大半が水素と共に宇宙空間に逃げてしまった、という説もあります。なぜ、水の存在が重要なのか。それが確かなら、かつての火星が、現在よりはるかに温暖だったことが推測できます。古代の火星が生物の生存に適した環境だった、つまり火星に生命が存在していたことを証明することにもつながります。そのために、証拠を積みあげているのです。

 地球以外の生物については、ぜひ知りたいと思います。人間の死生観や、生命の神秘に関わるからでしょうか。その絶好の調査対象が火星です。忙しい毎日、ひとときでも、空を見上げて、遠い火星に思いをはせてみてください。息抜きだけでなく、それで意外なアイデアまで生まれたら、うれしい限りですが。

[2015.10.28]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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