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京都大学iPS細胞研究所が、リボ核酸(RNA)を用いてがん細胞を死滅させる実験に成功! 医療用iPS細胞の提供もスタートし、再生医療分野のバランスよい動きに注目。

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がん細胞が6割死滅!
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 京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)の活躍を、よく新聞で目にします。ノーベル賞を受賞した山中さんの基礎研究を受け、同研究所では、めざましい成果が次々と出ています。研究だけでなく、実用化を進めるためのシステム構築も同時に行っていることが素晴らしい。分子生物学の可能性は、どこまで広がるのでしょう。今月の2つの記事を拾ってみました。

 同研究所は4日、特定のRNA(リボ核酸)を用いて、がん細胞を死滅させる実験に成功したと発表しました。論文が、英科学誌「ネイチャー・バイオテクノロジー」の電子版に掲載されました。

DNA(デオキシリボ核酸)という言葉は、よく聞きますね。大ざっぱに言えば、「遺伝子」です。RNAは、DNAの情報をもとに、細胞などをつくるタンパク質の合成に関わるほか、さまざまな働きをします。

研究では、がん化した細胞を識別するRNAと、細胞死を引き起こすRNAを組み合わせ、それを子宮頸がんの細胞に加えたところ、約6割が死滅したというもの。患部のがんにこの"合成"RNAをうまく届けられれば、治療につながります。iPS細胞(人工多能性幹細胞)には、分化の際、目的以外の細胞ができてしまうという課題がありますが、それを排除する方法の確立にも道を開くかもしれません。

いよいよ医療用iPS細胞の提供がスタート!
 6日には、同研究所が、患者本人以外の人からつくり、備蓄している医療用iPS細胞の提供を始めたと、発表がありました。最初の提供先は大日本住友製薬で、20万個ほどといいます。iPS細胞を医療用に普及させるには、拒絶反応を起こしにくいなど特別な"素質"を持つ細胞をもとにiPS細胞をつくり、ストックしておく必要があります。その実用化が始まったのです。

 再生医療分野は、21世紀の巨大産業になる可能性があります。これまで日本は、基礎研究と実用化がバラバラでした。それを一体化させた山中さんの戦略に期待します。

[2015.8.27]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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