ポケモンGO旋風! 任天堂の株価も上昇。日本のコンテンツ+最新テクノロジーが新たな文化を創出。
任天堂(任天堂(株):京都市南区 君島達己社長)のスマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」。配信が先行した米国、オーストラリアなどに続き、日本でも配信がスタートし、街の風景を変えました。
あちこちで、スマホを片手にモンスターを探す姿を見かけます。若者たちだけでなく、高齢者らも楽しんでいる様子で、まさにモンスター級の流行です。
米国では1日の利用者2100万人!
ゲームは、任天堂とゲーム企画会社のポケモン((株)ポケモン:東京都港区 石原恒和社長)、米グーグルから独立したナイアンティック(米国カリフォルニア州ジョン・ハンケCEO)が共同で開発しました。
スマホの全地球測位システム(GPS)の位置情報を使い、街なかに潜むモンスター(ポケモン)を捕まえたり、戦わせたりして遊びます。
米国では、1日あたりの利用者数は約2100万人、プレーヤーの利用時間は1日平均43分。ゲームをするのは"引きこもり"という悪い印象もうち砕きました。
米国では、1日あたりの利用者数は約2100万人、プレーヤーの利用時間は1日平均43分。ゲームをするのは"引きこもり"という悪い印象もうち砕きました。
任天堂の株価上昇
ダウンロードは、無料。ただし、モンスターを捕まえるのに役立つアイテムがあり、ゲーム内で販売されています。米国では、このアイテム販売の収入が1日約160万ドル(約1億6000万円)とされ、好調な売れ行きが、一時は経営危機とさえ言われた任天堂の株価を押し上げています。
今後、いくつもの可能性が期待されます。過疎化が進んだ地域で、珍しいポケモンを名所や商業、観光エリアに配置し、観光客の誘致につなげられるかもしれない。散歩ブームを巻き起こし、健康関連グッズの販売を伸ばす可能性もあります。
事故やトラブルも増えるのでしょうが、日本が生んだコンテンツと最新テクノロジーの融合が新たな文化を生んでいくことは、実に痛快です。
[2016.08.13]
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