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レジャー業界2015年の市場規模、3%増7640億円過去最高

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市場規模前年比3%増7640億円
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レジャー施設の拡充や新設が相次いでいます。レジャー業界は、外国人や高齢者の来場が追い風となり、チケット収入などを合計した平成27(2015)年の市場規模が、前年比3%増の7640億円と過去最高を記録中。来場者1人あたりの年間平均消費額も、2万2800円と過去5年間で6割増でした。運営会社は、この機に大規模な設備投資を行い、勢いを加速させる考えです。

ディズニーシー2020年までに2000億円投資
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド((株)オリエンタルランド:千葉県浦安市 上西京一郎社長)は、今年5月、ディズニーシーに劇場型アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」を新設しました。潜水艇に見立てた動く座席に座り、大画面に映し出されたキャラクター「ニモ」や「ドリー」と一緒に海底を冒険します。平成32(2020)年度までに2000億円を投資し、他にも大型アトラクション新設にも乗り出します。

USJは入場者1460万人で数過去最高更新中
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ/株式会社ユー・エス・ジェイ:大阪府大阪市 J. L. ボニエCEO)は、平成28(2016)年度の入場者数が1460万人と、3年連続で過去最高を更新中。今年4月には、米国の人気キャラクターをテーマにした新エリア「ミニオン・パーク」がオープン。「ハリーポッター」や「進撃の巨人」など国内外の人気作品をテーマにした施設や季節限定イベントも好評です。人気ゲームキャラクター「マリオ」などをテーマにした新エリアの建設もすでに着工し、これには500億円を投じて平成32(2020)年に完成させます。

新たな来場需要を生むハウステンボス
旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS/(株)エイチ・アイ・エス:東京都新宿区 澤田秀雄社長)傘下のハウステンボス(長崎県佐世保市)は、今年3月、バーチャルリアリティー(VR)技術を使った映像アトラクションを17種増やして、計24種にしました。HISが経営参画した平成22(2010)年以降、目新しいアトラクションが次々と導入され、3世代での新たな来場需要を生んでいます。


[2017.3.27]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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