大阪最後の一等地、グランフロント大阪グランドオープン!大型連休前半に集客100万人超え
最高4億円の超豪華マンションも500戸完売
JR大阪駅北側の複合構想商業地域「うめきた・グランフロント大阪」は4月26日にグランドオープン。28日のオープン3日目には累計来場者数が100万人を突破しました。「うめきた」には2月に全500戸が完売となった最高販売価格4億円の超豪華マンション「グランフロント大阪オーナーズタワー」もあり、不動産市場など消費マインドが刺激となり追い風の期待が高まります。
266店を展開する商業施設は、来年3月末までに2,500万人の集客を見込んでおり、大阪最後の一等地「うめきた」は関西経済の牽引役となりそうです。経済効果は初年度で1,100億円と関西活性化の起爆剤と期待されます。
梅田北ヤード:現在も再開発中
大阪駅北地区は、通称「梅田北ヤード」と呼ばれ梅田貨物駅を中心とした地域で、都市再生緊急整備地域に指定。現在も再開発が行われ「うめきた」は先行開発されオープンしました。大阪最後の一等地の再開発だけにこれまで貨物駅の移転など着工に向け問題も残しました。
<これまでの大阪駅北地区再開発事業の沿革>
・平成25年6月:グランフロント大阪北館タワーCにインターコンチネンタルホテル大阪が開業予定
・平成25年4月:グランフロント大阪、グランドオープン
・平成24年11月:新梅田阪急ビル開業(阪急梅田店、平成21年に先行開業後グランドオープン)
・平成23年5月:大阪ステーションシティ開業(ノースゲートビル完成、JR大阪三越伊勢丹、シネマコンプレックスなど開業)
・平成23年3月:大阪駅南側にサウスゲートビル完成(大丸梅田店開業)
・平成21年12月:日本サッカー協会、梅田北ヤードスタジアム構想を発表
・平成18年2月:鉄道・運輸機構、JR貨物、自治体など関係5者間で貨物機能移転計画の合意協定書を締結
・平成17年10月:大阪駅北地区再開発着工
・平成15年:大阪市による大阪駅北地区全体構想を公表
・平成13年:ヨドバシカメラ梅田店開業
・平成4年:貨物駅移転先の吹田市での反対運動で再開発計画が停滞
西日本初のオープンカフェ、公道利用の特例を適用
大型連休の前半最終日の29日には、午後9時に累計で107万人が訪れ、終日家族連れで賑わいを見せました。グランフロント大阪は高さ、154〜180メートルの4棟の高層ビルが並び、午前4時まで営業する飲食店もあり、北館と南館を結ぶ歩道には公道利用の特例を受けたオープンカフェが西日本では初のオープンとなりました。
中核施設となる「ナレッジキャピタル」は国の経済特区に指定され、産学官の連携から新たな商品やサービス生み出すための施設となっています。来場者や研究者らの交流を通じ新たな事業創出を目指します。
ナレッジキャピタル:新たな商品、サービスの創出を支援
「ナレッジキャピタル」という「知」をテーマにした中核施設を含む再開発は世界的にも初の試みとなり、これまでとは違った街づくりとなります。建物の内と外が一体となる街づくりは、どこにいても光・水・緑が感じ取られ人同士のコラボレーションを創出する演出が考えられています。筋のいいアイディアを見つけ、資金提供者や技術を持つ機関を紹介しプロジェクトを組み、ラボで研究する「知」のサイクルを生み出します。
今日、3日からは大型連休の後半がスタート。「うめきた」には、新たな商業施設など相次いでオープンし日本一の激戦区ともなり、100万人をも超える集客に街の活性化が図られます。
●関連記事:「大阪ステーションシティ1周年で来場1,3億人超え!大型小売店1,000億円、JR100億円の経済効果」[2012.5.8配信]
[2013.5.3]
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